【人気】「HUNTER×HUNTER」などコラボメニューやグッズも満載の「冨樫義博展 -PUZZLE-」が開催中


行きたいけど東京かー!1月までやってるみたいだし、行ってみようかな。あ、一緒に行く人いなかったわ。

幽☆遊☆白書」「レベルE」「HUNTER×HUNTER」など、さまざまな名作を世に送り出し、漫画界屈指のストーリーテラーと称される冨樫義博氏。その画業35周年の節目を記念した展覧会「冨樫義博展 -PUZZLE-」が、2022年10月28日から2023年1月9日(祝)まで、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)にて開催中。こちらの概要を、内覧会で撮影した写真と合わせて紹介する。

【写真を見る】浦飯幽助やゴンなど、人気キャラクターが集結した「冨樫義博展 -PUZZLE-」のキービジュアル

複雑な設定を埋め込んだ世界観、読者を惹きつけてやまないキャラクター喜怒哀楽を超えた感情を生み出すストーリー、ページをめくるたびに驚きが連続する描写力…。本展では、冨樫氏直筆の漫画原稿やカラーイラストなど、総数362点の貴重な原画・制作資料などがずらりと並び、多角的な視点から作家性の真髄に迫れる構成となっている。

順に紹介すると、まず「プロローグエリア」では、冨樫氏の歴代作品に登場したキャラクターたちがパズルピースとなって大集合。複雑に創り上げられた同氏の世界へと誘ってくれる。

続いて「幽☆遊☆白書エリアでは、数々のバトルから生まれた名場面や忘れられない名台詞を刻んだ原稿が、激しい戦いの痕跡が残る展示空間にずらりと飾られている。エリア中央に集められた幽助・桑原・飛影・蔵馬4人の厳選アクションシーンも見どころのひとつ。

レベルEエリアでは“バカ王子”を中心とした宇宙人と地球人の奇妙な交流を描いたSFストーリーを、エピソードごとに展示。時空が歪んだかのような空間のなかで、異色の名作の魅力に触れられるスペースとなっている。

HUNTER×HUNTERエリアでは、ゴンたちの成長過程を追いながら、壮大かつ緻密な作品世界を感情が震える名場面とともに紹介。さらに水見式のグラスや、そこからあふれ出す念能力の数々が展示エリアを彩る構成になっているのも、ファンにはうれしいポイントだろう。

「“奇”生物の世界」エリアでは、冨樫氏の作品に時折登場し、強烈なインパクトを残していく奇妙なデザインの生物(?)たちにクローズアップ。各作品で描かれた奇妙で愛すべき(?)存在を一堂に集めた特別展示コーナーになっている。

冨樫義博エリアは賑やかかつカオスな空間で、初期作品の原稿、各作品のカラーイラスト、そして最新の描き下ろしキービジュアルイラストなどを展示。単行本表紙のフォトスポットや、著名人から寄せられたコメントの掲載コーナーもあり、まさに冨樫氏の画業が集約されたスペースといえる。

ちなみに会場では、展示会限定のさまざまなグッズも販売。またコラボカフェでは、各作品のキャラクターモチーフにしたメニューも味わえるので、来場時はこれらも併せて堪能しよう。

なお、本展示会は全日日時指定制のため、チケット購入時には入場回(日にち+時間帯)の指定が必要。入場回ごとに販売上限数もあるため、来場希望日の前日までに、チケットをあらかじめ事前予約の上で来場することをオススメしたい。※会期中無休

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

取材・文=ソムタム田井

単行本表紙のフォトスポット。来場時にはこちらで記念撮影も楽しみたい!/(C)Y.T.90-94 (C)Y.T.95-97 (C)P98-22 (C)Y.T.89-90 (C)Y.T.1986,1987,1988,1989


(出典 news.nicovideo.jp)