しろくまアニメ漂流記

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声優花江夏樹、サインを変えたい!サイン専門家のアイデアに興奮のコメント


浪川大輔さんのコメントからも、この番組の面白さが伝わってきます。声優たちが自分のサインについて真剣に考える姿が見られるなんて、ファンにとっても嬉しいですよね。

声優の浪川大輔花江夏樹が出演する「声優と夜あそび 木」(毎週月~金曜夜10:00-11:30、ABEMAアニメLIVEチャンネル)、7月13日放送の #11では、サインを変えたいという花江のため、サインの専門家と新しいサインを作成する「花江夏樹サインを変える!?」に加え、浪川が番組からプレゼントされた「海外ロケ券」でのロケ地が発表された。

【写真】「サインを変えたい」と言っていた花江夏樹(写真左)

■「花江夏樹サインを変える!?」

花江夏樹サインを変える!?」では、以前の放送で、「サインを変えたい」と言っていた花江のため、サインの専門家に新しいサインデザインを考えてもらい、気に入ったものがあれば変えちゃおうというコーナーで、デビュー2年目あたりから変わらず、自分で考えた今のサインを書き続けているという花江は、そのサインを変えたい理由について、「ちゃんと作ってないから。ほかの声優さんのを見ると、うわぁかっこいいなって思うことがけっこうある」と、特に好きなサイン石田彰をあげ、「すごくシンプルなんですけど、横に筆記体でしゅって書いてあるのが、おしゃれかっこいい!」とあこがれていることを語る。

その後、さっそく花江のサインを一緒に作ってもらう、契約書用などの個人のサインから著名人のサインまで、これまで12,500個以上の完全オリジナルサインを作成してきたという、サイン署名専門家の守屋祐輔が登場し、事前に考えてきたという、漢字、英語、ひらがなカタカナパターン全16種類のデザインが公開され、スタイリッシュサインの数々にふたりは、「うわぁぁ、これ、かっこいい」「なにこれ!もうアートみたい」「おしゃれだわ」と興奮する。プロに考えてもらったサインに、浪川からは「すげぇ番組だよな」「いいなぁ」とうらやむ。

また、「これなやむぞ」「書きやすさを考えると…」と本気の顔になる花江は、やはり横長のデザインに惹かれ、「ここのHanaeをいかしつつ、ちょっと横に伸びた感じを…」とリクエストする。

そして、あがったデザインに「かっこいい!これにします!」と満足そうにうなずいた花江は、「これを基本にブラッシュアップしていきたいと思います」と話し、新サインの本当の完成に向けて意欲を見せた。

■番組の後半には

番組の後半には、浪川が番組スタートから5年間の皆勤賞としてプレゼントされた「海外ロケ券」のロケ地が発表された。

くす玉が割れるとともに「グアム」に決定したことが発表され、ふたりは「グアムーー!」「リゾートですよ!」と大喜びするとともに、この模様が「声優28時間テレビ感謝祭Challenge Again〜」(「声優28時間テレビ」)にて放送されることも発表された。「『28時間』のテーマChallenge Againがあるから、ここでひと皮むきたい!」と意気込む花江に、浪川も「そうね。ただの声優じゃねーぞと」と乗っかり、グアムロケへの期待を語った。

■「生放送延長WEEK」

また、7月17日から21日(金)に、「声優と夜あそび」放送直後の各曜日夜11:35より毎日、約15分間のアフタートーク生放送延長WEEK」がABEMA PPV ONLINE LIVEにて特別生配信される。


浪川大輔と花江夏樹が出演する「声優と夜あそび 木」/(C)AbemaTV,Inc.


(出典 news.nicovideo.jp)

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ポプ子&ピピ美の可愛すぎるライブ映像がついに公開!ファン投票のプレイリストも発表!


ポプ子&ピピ美のサプライズ出演って、何があるんだろう?超楽しみ!ぜひライブ映像を観たいな!

 アーティストデビュー10周年を迎えた蒼井翔太さんの楽曲「PSYCHO:LOGY」のライブ映像が、7月10日YouTubeで公開。合わせてアーティストデビュー10周年の企画がスタートしました。

【その他の画像】

 「PSYCHO:LOGY」は2022年に放送され、蒼井さんも実写映像で出演し話題を呼んだテレビアニメポプテピピック TVアニメーション作品第二シリーズ」のオープニングテーマ。今回公開された映像は、放送終了後に開催されたイベント蒼井翔太 LIVE 2023 WONDER lab. Garden」からのもので、アニメとは反対に同作のキャラクターであるポプ子ピピ美サプライズで登場し、観客を沸かせました。

 声優・俳優としての活動に加え、歌手として多数の楽曲を披露している蒼井さん。アーティストデビュー10周年を記念した企画「#We_Love_AOISHOUTA」として、ファン投票で選ばれた30曲がランキング順に収録されたプレイリストも公開されています。

 また、16日にはオフィシャルファンクラブイベント「A☆happy lab. Party 2023 Live Mint & Live Chocolat」を開催予定。昼の部と夜の部でコンセプトが異なる同イベントは、配信プラットフォーム「PIA LIVE STREAM」を通じての生配信と、公演終了後から7月23日23時59分までの期間限定アーカイブ配信を予定しています。

 さらに蒼井さんの誕生日である8月11日20時から、YouTubeLライブバースデー記念生配信を実施。同配信では、ライブBlu-ray蒼井翔太 LIVE 2023 WONDER lab. Garden」の発売を記念した抽選会を行う予定で、7月31日までに対象商品を購入して用紙に記載されたURLのサイトで応募した人が参加できます。なお、バースデー記念生配信URLは後日告知するとのことです。

ポプ子とピピ美も登場した「PSYCHO:LOGY」のライブ映像


(出典 news.nicovideo.jp)

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『ゆるキャン△』第3期の放送が決定!2024年に新たなキャンプ冒険がスタート!


「2024年の第3期放送ということで、まさかの予想以上のサプライズです!ゆるキャン△の癒し系ストーリーが週に一度楽しめる喜びを再び感じられるなんて、とても嬉しいです!待ち遠しさ倍増ですね。」

TVアニメゆるキャン△ SEASON3』が2024年に放送決定! ティザービジュアルスタッフ情報が解禁となりました!

TVアニメ第1作目が2018年1月から放送スタートし、キャンプブームを巻き起こした『ゆるキャン△』。昨年公開された映画『ゆるキャン△』は興行収入10億円を突破し、好評のまま幕を終えました。

この度、ウェスタ川越にて開催された映画『ゆるキャン△スペシャルイベント「1周年感謝祭 \イチネンダヨ/」にて最新情報が公開され、『ゆるキャン△』第3期のタイトルTVアニメゆるキャン△ SEASON3』に決定!
 
そして、TVアニメゆるキャン△』、TVアニメへやキャン△』、TVアニメゆるキャン△ SEASON2』、映画『ゆるキャン△』とC-Stationアニメーション制作を担当してきましたが、新シーズンとなるTVアニメゆるキャン△ SEASON3』よりエイトビットアニメーション制作を担当することが決定しました。

制作会社変更に伴い、メインスタッフも一新。監督は「ヤマノススメ Next Summit」などで演出を担当した登坂晋氏、シリーズ構成は「ウマ娘 プリティーダービー」でもシリーズ構成・脚本を担当した杉浦理史氏、キャラクターデザインは「啄木鳥探偵處」でメインアニメーターを務めた橋本尚典氏が担当します。また音楽の立山秋航氏と音響監督の高寺たけし氏は新シリーズも続投します。

さらに、メインキャスト5名が公開され、これまでのシリーズ同様に花守ゆみりさん、東山奈央さん、原紗友里さん、豊崎愛生さん、高橋李依さんが続投します。

また、なでしことリンがキャンプ場を訪れている『ゆるキャン△ SEASON3』のティザービジュアルが公開となりました! 

背景には富士山とたくさんのテントがあり、これまでのシリーズの空気感はそのままに、新しい『ゆるキャン△』を感じさせる一枚となっています。彼女たちの変わらない空気感、さらに成長していく姿を、新たなスタッフでお届けします。

そして、これまでのシリーズを担当してきた監督の京極義昭氏より、これまでの応援への感謝や新シーズンへの激励など応援コメントが到着しました。

『ゆるキャン△ SEASON3』監督・登坂 晋よりコメントが到着!

Q. 『ゆるキャン△ SEASON3』を制作する上で挑戦していきたいポイントなどをお伺いできますでしょうか。

「原作の魅力を実直に丁寧に描く」という部分に挑戦していきたいと思っています。あfろ先生が原作で表現されているキャラクター描写やストーリー、そしてロケーションが丁寧に映像に落とし込まれていることがアニメゆるキャン△」の魅力であり、これからのシリーズでも大事にしていきたいところです。

またキャラクターデザインがこれまでのシリーズと変わっていることにお気付きかと思いますが、『SEASON3』で描く予定の原作漫画のテイストを取り入れたものにしています。新シリーズの彼女たちも皆様に愛していただけるよう頑張ります。

Q. 『ゆるキャン△シリーズを応援してくれているファンの皆様へメッセージをお願いします。

これまでのシリーズに引き続き、『SEASON3』の舞台も魅力的で素晴らしいところばかりです。会場にいらしているファンの皆様はもちろん、まだ作品を見たことがない方にも、原作の魅力を感じていただけるよう丁寧に制作を進めております。
彼女たちが生き生きとキャンプを楽しんでいる姿を見て「キャンプ行ってみたい」と思っていただけましたら嬉しく思います。
皆様にお届けできるまでもう少しお時間を頂戴しますが、ぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

これまでのシリーズを担当した監督・京極義昭よりコメントが到着!

Q. これまで制作してきた『ゆるキャン△シリーズを振り返ってみていかがでしょうか。

2018年に第1期を作ったときにはこんなに長くシリーズを続けていけるとは考えもしませんでした。『ゆるキャン△』の魅力を伝えようと試行錯誤の毎日でしたが、自分たちなりに精一杯やりきることができたと感じています。あfろ先生、スタッフキャストの皆様、取材でお世話になった皆様、そして応援してくださるファンの皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました

制作の思い出はやはりロケハンが印象深いです。道に迷ったり豪雨に見舞われたり、あまりの移動距離にロケ車がパンクしたりと大変でした。でも美しい景色や焚き火の暖かさ、キャンプごはんの美味しさは最高で、キャンプの魅力を肌で感じることができました。
アニメを見た方にキャンプの楽しさを少しでも感じていただけたら本当に嬉しいです。

Q. 『ゆるキャン△ SEASON3』を制作する登坂晋監督に向けてメッセージをお願いします。

登坂監督、スタッフの皆様お疲れ様です!なでしこやリンたちの新しいキャンプが見られることに今からワクワクしています。
連載中の原作を読むと今までにない魅力的なキャンプシーンが次々と登場しており、「まだアニメで描けていない『ゆるキャン△』の魅力はたくさんあるな」と感じています。新シリーズでまた新しい『ゆるキャン△』に出会えるのが楽しみです。
制作は大変だと思いますが、頑張ってください!微力ながら応援しています。

Q. 『ゆるキャン△シリーズを応援してくれているファンの皆様へメッセージをお願いします。

ファンの皆様がアニメを見てキャンプを始めたり、舞台となった場所を訪れたというお話を耳にするたび、アニメを作って本当によかったなと感じます。キャンプにグルキャン・ソロキャンなどそれぞれ違った楽しみ方があるように、『ゆるキャン△』もキャンプグルメ・温泉・バイクなど(あと犬も!)、色々な楽しみ方ができる作品だと思います。
シリーズも魅力的な要素がたくさんの作品になると思いますので、お好きな楽しみ方を見つけていただけたら嬉しいです。
これからも『ゆるキャン△』をよろしくお願いします。

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作品情報

TVアニメゆるキャン△ SEASON3』
2024年放送決定!
スタッフ
監督:登坂 晋
シリーズ構成杉浦理史
キャラクターデザイン:橋本尚典
音楽立山秋航
音響監督:高寺たけし
アニメーション制作:エイトビット
キャスト
各務原なでしこ花守ゆみり
志摩リン東山奈央
大垣千明原紗友里
犬山あおい豊崎愛生
斉藤恵那高橋李依

【原作コミック情報】
まんがタイムKRコミックス/『ゆるキャン△』 あfろ著 既刊14巻
マンガアプリCOMIC FUZ」(芳文社)にて大人気連載中! 
URLhttps://cp.comic-fuz.com/

アプリゲーム情報

このゲーム、ずっと眺めていられる…!
TVアニメゆるキャン△』要素が全部入り!初のオンラインゲームがついに登場!

各務原なでしこ志摩リン大垣千明犬山あおい斉藤恵那など、おなじみのキャラクターのモーション&フルボイスの豊富な掛け合いや、1,000を超えるキャンプギアや乗り物、美味しそうなキャンプ飯、山梨・長野・静岡を中心とする各地の美しい景色など、TVアニメゆるキャン△』の要素が続々登場予定です!
あなたも、おなじみのみんながキャンプする様子を眺めませんか!?

アプリ名:ゆるキャン△ つなげるみんなのオールインワン!!
URL:pr.enish.com/yurucamp_pr

<公式HP> https://yurucamp.jp/  
<公式Twitter>@yurucamp_anime
(C)あfろ芳文社/野外活動プロジェクト

TVアニメ『ゆるキャン△』第3期2024年放送!ティザービジュアル解禁 スタッフ一新に京極義昭監督がコメント


(出典 news.nicovideo.jp)

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【危機】アニメ業界の未来は?ベテランの高齢化と技術継承の課題を検定が解決する可能性はあるのか


「アニメ制作現場の高齢化は深刻な問題ですね。技術継承が進まず、逆に過酷な仕事量が若手スタッフにかかることになってしまいます。検定制度の導入によって、技術継承の促進と仕事量の分散が図れるのであれば、ぜひ導入してほしいと思います。」

 アニメ業界に山積する課題を解決するため、アニメプロデューサーである植田益朗を代表理事として「一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟」(以下「NAFCA」)が、4月27日に設立された。同法人では今後、人材育成をはじめとした事業を行うことにより、日本のアニメの未来を築く一助となることを目指していくが、業界では今、インボイス制度の中止を求める動きなど多種多様な問題を抱えている。そこで今回、NAFCAの代表理事である植田氏と設立理事のヤマトナオミチ(演出)、甲斐田裕子(声優)に業界が抱える問題と解決策を聞いた。

【写真】えっ…年収100万円以下50%超 声優たちのリアルな年収

 商業アニメ成立から約100年が経ち、今や関連産業の売り上げは年間2.7兆円を超える。もはや現代の日本を象徴する文化として世界を席巻し、人々の生き方にさえ影響を与え、心を豊かにするコンテンツへと進化した。

 その一方で制作現場は、「夢を育むファクトリーとは程遠い、体力・気力の限界を“この仕事が好き”という作り手の思いで支えている状況であり、現場の疲弊は、破綻寸前」(NAFCA会見より)という。

 日本のアニメ制作は、貧困を覚悟しなければ飛び込めない場所であり続けるのか? それが引き起こす人材の枯渇を、制作体制の海外依存で補い続けるのか? フェアな賃金と労働環境のあり方が世界的に見直されている今、行政のメスが入るまで、この状態を放置するのか?

 NAFCAは、待遇改善のみを掲げる団体ではなく、これらの課題に経営側と制作側が互いの事情を理解し、責任を自覚し、蓄積したよどみをそれぞれの知恵で解消することで、より大きなゴールを目指す。国の文化戦略とも連携し、もっと高みを目指していくための団体として活動していく。

アニメーターの悪循環 知識もスキルも足りない新人増加→仕事ができる人の負担に

――アニメ業界が現在抱えている喫緊の課題を具体的に教えてください。

植田益朗:まずはアニメーターの人材不足、スキル不足の問題があります。製作委員会方式が取られるようになってから、一社が大きなリスクを抱えるということがなくなったためアニメが作りやすくなり、放送する本数が劇的に増えました。その結果、当然ですがアニメの絵を作る原画や動画というアニメーターの仕事が猛烈に増えて回らなくなり、特に動画を海外に発注することが増えたのです。

 かつて動画マンの仕事(※原画と原画の間に中割りを描き、動きを滑らかにしていく作業)はアニメーターの基礎訓練の場になっていたこともあったのですが、そこがすっぽりとなくなってしまったため、アニメーターとしての知識もスキルも足りていない新人が増えてしまいました。しかし目の前には大量の仕事があるため、とにかく手を動かさねばならず、結果、自分のスキルが今どうなのか、正しいことをやっているのかどうかさえわからない人材が大量に生まれることになりました。そしてそういったスキル不足のアニメーターの描いた絵をベテラン作画監督総作画監督が修正したり、ときには描き直すことでなんとかクオリティを保っていますが、高齢化が進み、それも限界に来ていると感じています。

 大量に来た仕事を人海戦術でこなそうとしたところ破綻が起き、それをまた人海戦術的な手法でカバーしようとしていますが、それは悪循環でしかなく、一部の仕事ができる人たちの負担が異常に膨れ上がってしまっています。

 また、こういった人材不足はアニメーターだけに限らず、絵コンテマン、演出家、監督や制作進行、さらにはプロデューサーも人材・スキルが低下してしまっていると感じます。アニメ好きな人にはぜひ業界に入ってもらいたいと思いますが、同時に作品を俯瞰して見る目も養ってもらいたいと思っています。

植田:それから、制作会社の低賃金の問題もあります。現在アニメの市場規模は3兆円や4兆円近いと言われたりしていますが、末端で一枚一枚絵を描いているアニメーターや、制作会社が儲かっているかといえばそうとも言えません。

 製作委員会方式では、出資比率に比例して利益の分配を行うことが基本ですから、大きな資金を出資できない、製作委員会に入れてもらえない制作会社にはなかなか大きな利益が戻ってこないという図式があります。とはいえ製作委員会方式が悪なのかというとそういう訳でもなく、先述の通り複数の企業でリスクを分散し、また宣伝広告もそれぞれの立場から多様に行うことができるため、それまではアニメ化が難しかったニッチな作品や挑戦的な作品もアニメ化しやすくなったというメリットがあります。

 昨今世の中を騒がせているアニメ作品も、この方式でなければここまで大々的な広告はできず、結果としての収益ももっと低かったかもしれません。とはいえ、現実として末端までお金が届かないという現状はもう少し改善すべき課題だとは感じています。例えば制作会社にも著作権の一部のロイヤリティを持たせる、一部の企業がすでに乗り出しているように作品の版権の一部または全部を管理する役目を持つなど、方法はあると思いますので業界全体の問題と捉えて取り組んでいきたいと考えています。

甲斐田裕子アニメ業界全体で言うと、声優の出演料が上がらない問題もあります。声優業界は今、二極化が相当に激しくなっています。ほんの一握り、全体の数%の声優に関しては映像業界への進出も含めて順調に推移している部分もありますが、そのほかの大多数は限られた制作費の中で、芝居の良し悪しや役との相性ではなく金額での選別を受けている例も多数あります。日本全体(の賃金体系)が長く停滞していますから制作費や出演費だけを上げてくれとは言いづらい面もありますが、これでは若手の声優が使い捨て状態になり、文化を育むという観点からも問題だと感じています。一番は制作費が上を向くことが大切ですが、声優自身のギャラに関する考え方も改善の余地があると感じています。

――制作現場は「夢を育むファクトリーとは程遠い、体力・気力の限界を“この仕事が好き”という作り手の思いで支えている状況で、現場の疲弊は破綻寸前」と先日の記者会見で発言しておりました。アニメーターの1日、1週間、1ヶ月と仕事スケジュールの実情は?

ヤマトナオミチ:一つのアニメ作品、1クール12~3話の作品を作るのに制作は少なくとも2年以上の時間がかかります。その間その作品につきっきりということは不可能ですが、それでもやはり仕事量に波はあります。仕事が落ち着いている、放送が先の時は比較的余裕があり、睡眠時間もちゃんととれます。この時期に様々な作品を見たりするインプットも大切です。

 放送が数ヶ月先に迫ってくると具体的な打ち合わせが増えます。原画マンと言われるアニメーター絵コンテに描かれた情報を元にこれはどういうシーンでどういった絵にするべきなのかという打ち合わせを演出家などと行います。作監になると、1話数時間、長いと8時間にも及ぶこともあります。

 放送が始まると修羅場といえますね。進捗状況によっては、数時間の仮眠以外はずっと机に向かうか打ち合わせをするかという状態となり、かなり余裕がなくなります。アニメ制作はチーム作業ですから誰かのアガリを待って作業することも多いのですが、この頃には次から次へとやることができてまさに終わりの見えない仕事と格闘する感じになります。

 そしてそれが終わりやっと担当する話が完成したと思った頃には、次の担当話がまた1ヶ月や数週間後の放送、という状態になります。ここからはそのシリーズが終わるまでその繰り返しですね。

――労働環境の悪さ、低賃金ということで人材が海外に流出していると報じられていますが、今の制作現場は主に何歳くらいの方が働いているのでしょうか?

ヤマトアニメ業界にきちんとした統計がないため印象でのお話になりますが、現在働いているのは25~30歳くらいの人が多いように感じます。そのあたりを境に業界を離れる人も多くいます。次のボリュームゾーン90年代に活躍しアニメを「クールジャパン」に押し上げた、50~60代かもしれません。現在はここの層が比較的厚いためなんとかなっている部分もありますが、近い将来彼らが年齢とともに現場を離れたとき、一体どれほどのスキルを持った人が残るのかと考えると、かなりぞっとします。

 収入も人によってかなりまちまちです。ここ数年、新人を社員化する制作会社も増えましたが、いわゆる所属フリーランスでのデビューでは、アニメーターを始めて数年はやはり枚数が描けないためかなり厳しい年収になります。それでも一昔前のような1ヶ月2万円、なんて言うことはなく、月に10万円程度、年間150万円程度は最低でもあるのではないでしょうか。そこからスキルとともにギャラは上がっていきます。スキルが認められて「この作品を専属でやってほしい」という「拘束」と呼ばれるオファーがあれば月額で25万円程度はもらえるのでかなり総額も増えますね。

 さらに、キャラクターデザインもするようになるとまたその金額感も上がりますが、それでも海外からのオファーに比べると数倍の差がありますので、それを聞いて海外に行った知人もいます。

――この過酷な労働環境になった原因、経緯は一体なぜでしょうか? 歴史背景などがあれば。

ヤマト:昔と今では様々な状況が違いますから一概には言えませんが、昔はアニメーターを始めた頃は「丁稚奉公」に近かったのかなと感じます。お金を稼ぐよりもスキルを身につけることが優先、というか。衣食住が保証されていないので丁稚さんよりも条件は悪いですが(笑)ですがアニメーターも絵を描きキャラクターに芝居をさせる表現者ですから、始めてから短時間でなんでもできるようになるといった職種ではありません。その意味で下積みはどうしても必要になります。

 今はその下積み期間で、昔ほど先輩から教わることができないという点が大きな課題です。先輩から教わることができずスキルが伸びなければ、賃金も思ったようには伸びず、そこで離職してしまう。そうするとさらに人手不足となり、さらに教育に割く時間がなくなる…そういった悪循環もあります。

 あとは全体的に、アニメクリエイターは交渉が得意でないという性質の問題もあると思います。苦しい!という主張がなければ、それで大丈夫なのだとみんな思いますよね。もっと様々な国のクリエイターたちがどうやって権利交渉しているかなどを勉強し、良いところは見習い、活かすことも大事だと考えています。

■環境の解決策は「スキル検定」 現場のミスマッチ改善&賃金交渉で将来設計へ

――この過酷な環境、アニメーターの人材不足・教育不足を解決するために、具体的な方法はなにが有効なのでしょうか? 解決方法の一つに掲げる「アニメータースキル検定」は、なぜ必要なのか。

ヤマト:この環境の改善にはやはり制作会社の協力のうえ、教育の見直しが必要だと思います。現場で数人一組のチームを作り、その中で教えたり、確認し合うということも有効な策だと思います。また、今はアニメーターの苦境ばかりがフィーチャーされてしまいがちなので、働きがいや、アニメーターで家を建てた、子育てや介護など普段の生活の話も世間に伝えていきたいです。

植田:私たちNAFCAでは、アニメータースキル検定を実施します。先ほどヤマトが言った通り、今は現場だけで先輩から教えてもらいスキルを上げていくということが難しくなっています。それはコロナ禍を経たリモート体制でさらに加速してしまいました。そこで自分の現状を客観視できなくなっている人たちに対してものさしを作ることで、自分の現状の把握、そして次のステップに進むための目安や方法も可視化できると考えています。

 さらに、発注する制作会社側も、フリーランスアニメーターレベルが多少なりともわかることにより、挑戦的な作品作りなども行える目安になります。今は現場のアニメーターの実力もわからないままに作業カロリーを度外視した指示を出してしまい、作画監督が非常な苦労を強いられたり思い通りに出来上がらなかったり、ということもあります。それを防ぐことにもつながると思っています。

ヤマト:それに加えて、自分の実力を客観的に把握することで値段交渉にも役立ててもらえるといいなと思っています。ここは制作会社のご理解をいただく必要がありますが、この程度のスキルであればこのくらいの金額がもらえる、ということが分かれば将来設計も立てやすくなり、キャリアを長く続けられるようになるといいなと思っています。

 アニメーター検定は5級から1級までの予定で、基本的には動画と言われる仕事内容の検定です。線をクリアに描けているか、動画というのはパラパラ漫画の要領で原画と原画の間をつなぐ絵を描くのですが、それがうまく繋げられているか、などを見ます。2級以降は難しいニュアンスや動きを伴う作画が必要となるため、ここをクリア出来れば第2原画としても十分な力があるといえると思います。この実技を、休憩も含めてほぼ丸一日の試験で見る予定です。作画にかけるスピードや、長く机に座って絵を描くという職業への耐性も含めた検定だと思っていただきたいです。

 もちろん実技だけでなく用語の知識を問う筆記試験もあります。こちらに関しては、アニメーター以外、演出、制作進行やプロデューサー志望の方にも受けていただき、総合的なクオリティアップのため、アニメ作りの基本を理解していただきたいと思います。

植田:このアニメータースキル検定をはじめ、さまざまな事業をおこなっていくためにNAFCAでは現在クラウドファンディングに挑戦しています。『おジャ魔女どれみ』などのキャラクターデザインで知られる馬越嘉彦さんにデザインしていただいたキャラクターを使った各種グッズや秋に開催予定のイベント参加権などをリワードとして準備しております。ぜひ、応援のほどよろしくお願いいたします。

■法人概要
法人名: 一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟
英語名:Nippon Anime & Film Culture Association(通称:NAFCA)
代表理事: 植田益朗(アニメプロデューサー
設立理事:北尾 勝(アニメーター)、ヤマト ナオミチ(演出)、咲野 俊介(声優)、甲斐田 裕子(声優)
設立日: 2023年4月27日(木)

アニメに未来があることを信じたい。一般社団法人NAFCA応援プロジェクト
https://ubgoe.com/projects/440
法人公式サイト:https://nafca.jp/
法人公式ツイッター:@NAFCA_official

アニメーション制作現場の様子(写真は一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟が提供)


(出典 news.nicovideo.jp)

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BLEACH 千年血戦篇/キービジュアル第4弾ポスターフォロー&RTキャンペーン実施!


「BLEACH 千年血戦篇」のキービジュアルはいつもとは違った独特の雰囲気があって、見ているだけでワクワクする!このポスターを手に入れられるチャンスがあるなんて、ファンにとってはたまらない!

公式Twitterアカウント(@BLEACHanimation)をフォローいただき、
該当ツイートリツイートいただいた方の中から、
抽選で15名様にキービジュアル第4弾ポスタープレゼント

応募期間は2023年6月5日(月)までです。
ご参加お待ちしております!

【応募方法】
@BLEACHanimationをフォロー&該当ツイートリツイート

【応募期間】
2023年6月5日(月)23:59まで

【当選者発表】
 ※当選者へはTwitterダイレクトメッセージ(DM)にて公式アカウント(@BLEACHanimation)よりご連絡をさせていただきます。RTいただきましたらフォローを外さずにお待ちください。フォローを外されますと当選されましてもDMがお送りできませんのでご注意ください。
※当選者の発表はDMでのご連絡をもって代えさせていただきます
 ※Twitterの設定で『すべてのユーザーからダイレクトメッセージを受信する』をオフにしていると受け取れない可能性がありますのでご注意ください。

【注意事項】
プレゼント景品の発送は日本国内のみとなります。
・当選はご本人のみ対象とさせていただきます
プレゼント景品のオークションへの出品や転売は禁止とさせていただきます
・DMでの当選のご連絡から1週間以内にご返信をいただけない場合は無効とさせていただきます
・当選のお問い合わせ及びプレゼント景品の交換には応じられませんのでご了承ください。
・当選者の方には、商品発送のため個人情報(お名前・ご住所・お電話番号)をお伺いさせていただきますが、いただきました個人情報は景品の発送のみに使用し、その他の目的での使用は行いません。
・当方で不正な応募があったと判断した場合には当選を取り消させていただく場合がございます。



(出典 news.nicovideo.jp)

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「僕とロボコ」チョコプラ松尾と津田美波出演のイベント、新キャラ・ミリーは名塚佳織


ミリー役の名塚佳織さん、大好き!声のイメージとよくマッチしていて、見事な演技力に感動した!またこのコンビが見れる日が楽しみだな〜。

【元記事をコミックナタリーで読む】

宮崎周平原作によるTVアニメ僕とロボコ」の最終回と原作連載3周年を記念したイベントが、6月30日に東京のT・ジョイPRINCE品川にて開催されることが決定した。

【大きな画像をもっと見る】

イベントではアニメ全28話の一挙上映と、ロボコを演じたチョコレートプラネット・松尾駿とボンド役の津田美波が登壇して思い出エピソードを振り返るトークショーを実施。チケットは、6月3日10時から楽天チケットにて先行抽選が行われる。

6月4日放送の第26話「ミリーとロボコ」には、新キャラクターとしてロボコの戦場時代の後輩・ミリーが登場。名塚佳織キャストを務める。名塚は「オファー時に既に完成された話数を拝見させていただき、大地さんはまたこんな面白い作品を作っているのか!!と大興奮しました(笑)。原作の面白さを大切にしながら、息を吹き込むことでキャラクターたちがより生き生きと活躍してくれるよう、私も全身全霊で挑ませていただきました」とコメントした。

名塚佳織(ミリー役)コメント

オファー時に既に完成された話数を拝見させていただき、大地さんはまたこんな面白い作品を作っているのか!!と大興奮しました(笑)。原作の面白さを大切にしながら、息を吹き込むことでキャラクターたちがより生き生きと活躍してくれるよう、私も全身全霊で挑ませていただきました。
ただ…めちゃくちゃ難しかった…(笑)。でも、こういった試練を定期的に与えてくださる大地さんが大好きです。

「僕とロボコ」スペシャルイベント ~TVアニメ最終回&原作連載3周年記念!!~

日時:2023年6月30日(金)18:40開場、19:00開演
会場:東京都 T・ジョイPRINCE品川 シアター3
出演:松尾駿(チョコレートプラネット)、津田美波
チケット価格:税込2500円

(c)宮崎周平/集英社僕とロボコ製作委員会

TVアニメ「僕とロボコ」第26話の場面カット。


(出典 news.nicovideo.jp)

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「鬼滅の刃」鋼鐵塚の素顔が話題に=「作中一番のイケメン」―香港メディア


今回の話題はかなり大きいよね〜。初めて素顔を見たけど、素顔だけじゃなくて刀に対する思いもかっこよくて素敵!!

2023年5月26日、香港メディアの香港01は「鬼滅の刃」でひょっとこの仮面をつけた謎めいた刀鍛冶鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)の素顔が話題だと伝えた。(※本記事はネタバレを含みます)

現在放送中のテレビアニメ鬼滅の刃」は吾峠呼世晴氏の漫画が原作。主人公竈門炭治郎が、鬼にされた妹・禰豆子を人間に戻すために「鬼殺隊」に入隊し、仲間と共に鬼と闘う姿を描く。

文章は、「ここ数年で最も話題になったアニメといえば、最初に『鬼滅の刃』を思い浮かべる人も少なくないだろう」とした上で、「このアニメは大人も子どもも皆好きなだけでなく、映画版公開やグッズ発売時にもブームを巻き起こした。4月に放送開始された刀鍛冶の里編で、刀を新しくしたい炭治郎は鋼鐵塚に作ってほしいと思っており、これにまつわる数々のハプニングと物語が描かれる」と紹介した。

そして、「今期の舞台背景は刀鍛冶の里。炭治郎禰豆子にとって全てが新しい体験で、里に到着して鋼鐵塚を探している際に、恋柱・甘露寺蜜璃と霞柱・時透無一郎、そして炭治郎の同期である不死川玄弥に遭遇する。キャラクター同士のやりとりの素晴らしさと面白さに加えて、視聴者は里にいる人々について新たに知ることとなった」と述べた。

その上で、「鬼殺隊一行は上弦の肆(し)・半天狗、上弦の伍(ご)・玉壺と激突。鋼鐵塚は今期以前にも出てきたように、炭治郎の日輪刀を作っており、普段は日本の伝統的なひょっとこの仮面とほっかぶりを付け、自分の姿が見られるのを恐れているようだった」と説明。「鋼鐵塚は刀の鍛造を専門とする他、刀そのものへの愛も相当なもの。最新話で玉壺の攻撃を受けた時ですら、ずっと集中して刀を研ぎ、誰もそれを止めることができなかった。最終的には仮面が真っ二つに割れ、長髪がほどけ落ち、超イケメンの素顔が明らかになった。全身を負傷しているにもかかわらず、仕事を止めようとしない集中力の高さを見せつけた」と述べた。

文章は「鋼鐵塚の素顔がついに公開され、多くの視聴者は驚いた。多くの人が彼はおかしな年寄りか、または顔が整っていないために仮面を付けていると思っていたが、意外なことに超イケメンだった!やはり『鬼滅の刃』の強者は顔もかっこいい」と述べ、最後に「素顔が公開されると、ツイッターのトレンド検索ワードになり、『かっこよすぎる』『なんかキュンとした』『鬼滅の刃で一番のイケメン』などのコメントが寄せられた」と紹介した。(翻訳・編集/柳朱音)

26日、香港メディアの香港01は「鬼滅の刃」でひょっとこの仮面をつけた謎めいた刀鍛冶、鋼鐵塚蛍の素顔が話題だと伝えた。


(出典 news.nicovideo.jp)

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『すずめの戸締まり』Blu-ray&DVD、9・20発売決定 本編273カットをブラッシュアップ


待ちに待った「すずめの戸締まり」のBlu-ray&DVD発売が決定!本編の273カットをブラッシュアップしているということで、ますます期待が高まる!早く手に入れたい!

 きょう27日に、“最後の戸締まり上映”をもって終映を迎えた新海誠監督の映画『すずめの戸締まり』の Blu-rayDVDが、9月20日に発売されることが発表された。Blu-rayDVDに収録される本編は、細部にわたり273カットをブラッシュアップ。さらに、新海監督と三木陽子助監督がそれぞれのシーンに込めた想いや制作秘話などを語った貴重なオーディオコメンタリーを収録し、副音声として聞くことができる。

【画像】映画『すずめの戸締まり』場面カット(15点)

 コレクターズ・エディションは、原菜乃華×松村北斗によるビジュアルコメンタリーや2年間の制作過程を追ったメイキングドキュメンタリーラストシーン「ただいま」バージョンなどの未公開映像、新撮映像を多数収録した特典ディスク3枚を同梱した5枚組。合計12時間超えの映像特典は新海誠監督作品のBluray&DVDの中では最長の収録時間となる。パッケージは、新規描き下ろしイラストによる3面デジパックを採用。あわせて劇場パンフレットや入場者プレゼントの冊子から選りすぐったインタビューなどを収録したブックレットアフレコ台本の縮刷版なども封入される。

 2022年11月11日に全国420館で公開を迎えた同作は、23年5月25日時点までに、観客動員1110万人、興行収入は147.3億円を記録。新海監督は、『君の名は。』『天気の子』に続き、3作連続で観客動員数1000万人突破の快挙を達成した。「第46回日本アカデミー賞」では、優秀アニメーション作品賞を受賞し、さらに新海作品3度目のタッグとなるRADWIMPSと日米の映画やアニメシリーズで活躍する映画音楽作曲家・陣内一真が最優秀音楽賞を、新海誠監督が「内面の豊かさ」をオーディションで見出した宗像草太役・松村北斗は話題賞俳優部門を受賞するなど、高く評価された。

 今年3月以降、香港・マカオ・台湾・インドネシアフィリピンマレーシアシンガポール・韓国・ベトナム・中国などで公開され、10以上の国と地域でデイリーランキング1位を獲得。欧米でも第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門へ正式招待されるなど、すずめ旋風を巻き起こし、勢いは日本国内に留まらず、世界から注目される作品となった。中国では累計観客数2329万人を超えを達成。海外での累計動員数は3533万人、興行収入283億円を突破し、全世界興収430億円を記録した。

新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』Blu-ray、9月20日発売(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会


(出典 news.nicovideo.jp)

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